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手汗を止めるおすすめ対策方法

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手術で手汗を止める方法

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興奮した時や緊張した時に、手の平に汗をかいてしまう人は少なくありません。何とか汗を止めようとすればするほど余計に汗をかいてしまい、焦った経験を持つ人も少なくないと考えられます。そもそもなぜ手の平に汗をかくのか、実のところそのメカニズムははっきりとは解明されていません。現在わかっていることは、胸部に存在する交感神経が脳の視床下部からの命令を受け、手の平の汗腺から汗を出すということです。つまり交感神経からの命令を止めることができれば、手汗を止めることができるという理屈になります。そして現実に交感神経を切断しようとする手術が、胸腔鏡下交感神経節遮断術、略してETSと呼ばれ、手汗を止める方法として最も効果的といえます。

ETS手術とは

このETSが主流になる前は、胸部交感神経ブロックという方法が取り入れられていました。背中から針を刺し、交感神経に濃いアルコールを注入することで交感神経の働きを麻痺させる狙いが胸部交感神経ブロックでしたが、この方法は難易度が高い上に数ヶ月で再発する可能性が高く、現在は効果を得られる可能性の高いETSが広く用いられています。ETSの方法は、脇の下の皮膚を数ミリ切開し、その穴から内視鏡と電気メスを合わせた細い管を差し込みます。周囲を肋骨で囲まれた胸腔と呼ばれる場所まで管を入れ、内視鏡によるモニターを見ながら、背骨近辺にある交感神経を1センチほど切除します。交感神経は左右に存在するため、同じ手順をもう一方の脇の下からも行う必要があります。左右両方の手術が必要となると長時間の手術になるように思われがちですが、実際のところは左右合わせても1時間ほどで完了する場合が多いです。切開するのは数ミリのために傷は小さく、痛みも少ないことから日帰りで行われることがほとんどです。ETSならば、その効果はほぼ生涯持続されると考えられています。

ETS手術の副作用

手術というと心配されるのがその副作用ですが、残念なことにETSも例外ではなくいくつかの副作用が発生すると考えられます。ETSを受けると手の平の汗だけでなく、頭部や首、脇の下などから出る汗の量も減少してしまいます。汗は決して無駄なものではなく、熱を発散させることで体温を下げるという大事な役割を持っていますが、頭部や首、脇の下などからの汗が減少することにより、他の部分の汗を増やすことでどうにかして体温調節を守ろうとします。その結果、胸部や腹部、背中などから汗の量が増すことが考えられ、ETSを受ける前に知っておくべき点といえます。また、ETSで手汗が止まることによって、手の平が過剰に乾燥してしまうことが考えられます。特に寒い季節は乾燥が激しくなり、手の平が荒れてしまうこともあります。乾燥を改善するためには、保湿用のクリームなどでケアを行う必要があります。さらに考えられることは、人間の体の仕組みとして辛いものを食べると額や鼻の頭に汗をかくことがありますが、ETSによってこの嗅覚性発汗の働きが乱れ、甘いものを食べても汗をかくようになってしまう場合もあります。

まとめ

このようにETSには数多くの副作用が考えられることから、安易な気持ちで受けることは危険であると考えられます。ETSは手汗を止める方法としては高い確率での成功を誇っていますが、受ける前には医師としっかりと時間をかけて話し合う必要があります。長い間手汗に悩んでいる時間をもったいないと考えれば、ETSで悩みを根絶した方が良いといえますが、手術のメリットとデメリットを曖昧にせず、自分の頭できちんと理解し、副作用についてもどのようなものなのかを納得をしてから手術を受けることが何よりも重要で、後悔することにはなりません。

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